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書籍の刊行
えひめブックスシリーズ
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「愛媛の民俗-冠婚葬祭編-」
大本 敬久著
日本文化の中では誕生・成年・婚姻・葬送・先祖供養など人生の大きな節目にさまざまな儀礼が行われてきた。これを「冠婚葬祭」や「通過儀礼」、「人生儀礼」と呼んでいる。 本書では、愛媛県内各地に伝承されてきた冠婚葬祭、生と死に関する民俗事例を基に、子どもや若者の成長、人間存在の意味について考えるとともに、冠婚葬祭の文化から見えてくる愛媛の地域的特徴を紹介する。
新書判 本文172頁 定価1,200円(税抜価格1,091円)
ISBN978-4-901265-70-6 -
「木と人間-生物多様性と人々のくらし-」
松井 宏光著
森林群落や絶滅危惧種の保全について、森林調査をする途中でふと出くわした自然の美しさや驚きをエッセイとしてまとめました。慌ただしく過ぎる日常の中で少しの時間身の回りの自然に目を留めて、自然の美しさや不思議さに感動する「心の豊かさ」を感じるきっかけとなれば幸いです。
新書判 本文167頁 定価1,320円(税抜価格1,200円)
ISBN978-4-901265-66-9 -
「街角のフォークロア」
森 正康著
愛媛県下を中心とする身近な事例の紹介を通して、民俗文化の成り立ちを考えるとともに、そこに暮らしの手引きという意味合いをも合わせながら、現代社会に息づく民俗的事象について、世相を反映させつつまとめてみたものである。脚下照顧と言われるが、自身の足元を見つめ直すところから見えて来るものがある。暮らしの来し方を知り、行く末を考えることを自ずからに行うことが物事の一つの解決策であり、これまでの人々が繰り返し行ってきた方法でもあるはずだ。(本書 はじめに より抜粋)
新書判 本文164頁 定価1,650円(税抜価格1,500円)
ISBN978-4-901265-61-4 -
「えひめ季節ノート」
深石一夫著
愛媛の四季に重点をおき、他地域との比較を行いつつ、新しい資料で愛媛の気候について詳しい解説を行う。愛媛の気候が優れている事に気付くだけでなく、その自然を知り理解することで、故郷愛媛を誇り愛する心情を育む一冊。
新書判 本文267頁 定価1,048円(税抜価格953円)
ISBN978-4-901265-48-5 -
品切れ
『えひめ・学・事典』 横山昭市編著
愛媛県で唯一の総合的文化雑誌である財団機関誌「文化愛媛」には連載記事が多く、その連載記事のなかには内容を充実させて「えひめブックス」として刊行したものがあり、本書もその一冊です。
本書はその時々の関心のある文化的・社会的事項を資料の解説や若干の時評を加え、1回約800字のコラムで平成元年から連載している”えひめ・学・事典”をまとめたものです。歴史・地誌・社会・文化・市町の五部から、延べ90項目にわたり、旧稿を改稿するとともに、新たな事項も加え、図や写真なども掲載して、「やさしく、わかりやすく、興味をさそう」文章で紹介しています。
手ごろで便利な”えひめ”を知るガイドブックとしても利用できる一冊です。
新書判 189頁
ISBN978-4-901265-46-1 -
「伊予の俳人たち-江戸から明治へ-」
池内けい吾著
正岡子規や高浜虚子をはじめ多くの俳人を輩出してきた愛媛は、近代俳句発祥の地とも呼ばれています。そして、その俳句隆盛には、江戸期に伊予各地で醸成された俳諧愛好の気風が大きな素地の一つでもありました。
本書は、前半で芭蕉の俳風を伊予に伝えたり諸国の俳人たちと交流し俳諧の新知識流入につとめるなど、伊予の地に蕉風俳諧を根づかせる役割を果たした近世の俳人たちを紹介します。また、子規の生涯をたどる一文をはさみ、後半では子規につながる近代俳句を彩った伊予の俳人たちを取り上げました。
愛媛出身の俳人である著者が、伊予の俳句の流れを、同郷の先達である俳人たちに敬意と慈愛をこめた筆致でこまやかに記した一冊です。
新書判 294頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-44-X -
品切れ
「江戸・東京のなかの伊予」
玉井建三著
大都会・東京の各所に残された、伊予・愛媛出身者の旧跡や墓石を丹念に紹介している。また、東京における地名の由来を明らかにするなかで、地名に隠されたその土地の表情や生活を浮かび上がらせてもいる。写真と図版が網羅され、巻末には索引がもうけられるなど、読みやすい構成となっている。
新書版 293頁
ISBN4-901265-43-1 -
「伊予灘漁民誌」
渡部文也・高津富男著
本書は、「水産王国」の地位にある愛媛県の漁業、そのうち瀬戸内海側の漁業、いわゆる伊予灘沿岸の漁業や漁民の姿、生業に光を当てている。伊予灘における漁業史を漁民の目線でとらえた貴重な一冊である。
第1部「漁業日誌からみた伊予灘漁業史-昭和20~30年代」
第2部「伊予灘漁業の今」
新書判 本文271頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-41-5 -
「愛媛の文学」
図子英雄著
本書は、明治期から現在までの短詩型文学をのぞく、小説、詩、児童文学、戯曲、評論、評伝の各ジャンルについて作家と作品がくまなく著述されている。また、帰社出身の著者ならではの卓越した取材力が十分に生かされており、愛媛の近代文学を語る上でなくてはならない貴重な一冊である。
新書判 本文319頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-40-7 -
「愛媛の地名~小さきものへのめまい~」
堀内統義著
著者はその独自の地名観のもとに愛媛における地名の由来やエピソードを50項目にわたって著述している。また、地名に関する6つのコラムと、詩人でもある著者ならではの詩篇8つも収められている。
身近で何気ない存在の地名ではあるが、その地名がもつ深遠な魅惑の世界を味わうことのできる一冊である。
新書判 本文257頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-39-3 -
「愛媛・新風土記」
横山昭市著
瀬戸内海や石鎚山など自然に恵まれ、悠久の歴史を育んできた愛媛。長年愛媛で地理学の研究に携わった著者が独自の風土観に基づき、その歴史的地理的背景をあますところなく著述した。 図表がふんだんに盛り込まれており、体系的で読みやすく、愛媛の全てを知ることのできる一巻。
新書判 本文414頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-38-5 -
「伊予のかくれキリシタン」
小沼大八著(第15回 愛媛出版文化賞受賞)
「かくれキリシタン」については、彼らが自分たちの痕跡を隠そうとしたことや、明治政府によって多くのキリシタン史料が焼き払われたことなどから未だに研究が進んでいない。本書は、県内各地に残る伝承や遺物、イエズス会の日本報告書なども参考にしながら、日本史の空白を鮮やかに描いた一巻。
新書判 本文213頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-37-7 -
品切れ
「子規の素顔」
和田茂樹著(第14回 愛媛出版文化賞 特別賞受賞)
偉大な俳人として後世に名を残した正岡子規は、一方でベースボールを愛し、旅を愛し、友と泣き笑い、いつもユーモアを漂わせる人間味あふれた人物であった。本著は子規の人間的な側面を日常の中に追い求め、一途に時代の坂を登ろうとした当時の気風や、その中で懸命に生きた子規の素顔を余すところなく描いた、感動の一巻。
新書判 本文397頁
ISBN4-901265-36-9 -
「伊予の蘭学者 青地林宗の世界」
池田逞著
江戸時代後期(文政期)に幕府天文台で活躍し、日本最初の物理学者『氣海觀瀾』を著した蘭学者青地林宗。しかし、彼の姿は一般にはあまり知られていない。本著はわが国における蘭学発展の経緯を見つめながら、江戸時代の自然科学や林宗の生涯について具体的に著述。また、後半部では本邦初と思われる『氣海觀瀾』の全文現代語訳をも収録した魅惑の一巻。
新書判 本文300頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-35-0 -
「華宵からの手紙」
高畠麻子著
「大正ロマン」という時代に活躍し、竹久夢二にはじまる一連の抒情画家として一時代を築いた高畠華宵。その生涯を探るため、未公開の書簡を含む3万点に及ぶ資料の中から、家族に宛てた書簡を通して、これまで活きた議論のされてこなかった華宵について深く掘り下げた一巻。
新書判 本文273頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-34-2 -
「果てしなき旅 ~捨てひじり一遍~ 」
越智通敏著
伊予の豪族河野一族に生まれながら、戦乱の世に無常を感じ、出家し全国を遊行。それは己の一切を捨て去り、従来の国家護持から万民救済という、平安末期から現れた諸宗の理念を実行に移したものであった。一遍の弟聖戒が編述した「一遍聖絵」をもとに、一遍の全体像を浮き彫りにした一巻。
新書判 本文311頁 定価1,047円(税抜価格952円)
ISBN4-901265-33-4 -
「石鎚山系自然観察入門」
編集:森川國康、著者:森川國康、松井宏光、大林延夫、川那部真、宇都宮靖弘、酒井雅博、鹿島愛彦
愛媛県は面積の80%以上が山岳地帯である。その中でも石鎚山系は、自然相が豊かであり、また多くの人々にも親しまれている。この山系の成立ち、地質構造を研究し、里山の自然とは異なる石鎚山系の、そこに生き続けてきた生物の姿を、いろいろな角度から、分かりやすくまとめたガイドブック。
新書判 本文276頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-32-6 -
「松山藩と裏千家茶道 ~茶の湯覚書~ 」
武田幸男著
松山藩初代藩主松平定行は、隠居後に東野御殿を千宗庵に造らせ、二世宗室からは、代々松山藩につかえるなど、松山藩と裏千家は大変縁が深く、現在では松山は西日本でも最大の裏千家の組織となり、隆盛を誇っている。その歴史的な経緯と意義を研究し、時代背景や人物の交流を描く歴史文化誌。
新書判 本文311頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-31-8 -
「伊予の名僧・傑僧 ~古徳の教え~ 」
越智通敏著
伊予国は、瀬戸内海に面しているため、仏教の伝来や弘布の道筋にあたり、早くから仏教文化が開けた。奈良時代にはその数を増し、地方としては有数の国となっていた。伊予出身者と、伊予の仏教に関係の深い人物の中から、名僧・傑僧というにあたいする人物を選んで、その伝記と思想をまとめた。
新書判 本文307頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-30-X -
品切れ
「愛媛の気候 ~ふるさとの大気環境を探る~ 」
深石一夫著(第9回 愛媛出版文化賞受賞)
地球環境時代の今日、人々は天気現象に大きな関心を持つようになっている。日常生活においても、経済活動においても、天気の影響を無視することはできない。本書は四季のトピックをおり混ぜながら、愛媛県内の気候について体系的に解説する生活自然誌。
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「写真で見る愛媛の昆虫 ~愛媛の自然~ 」
田辺秀男写真集(第8回 愛媛出版文化賞受賞)
愛媛の豊かな自然に息づく昆虫たちを鮮明な写真で紹介する。動物界において種類の豊かさと数の多さで頂点に立つ彼らも、近年その生活は厳しい状況にある。それでも辛抱強く生き続け、私たちの前に姿を見せてくれる隣人たち。郷土の身近な昆虫たちを通して、彼らとよい付き合いを始めるガイドブック。
新書判 カラー写真243点 定価1,650円(税抜価格1,500円)
ISBN4-901265-28-8 -
「文宝日記を読む ~宇和島藩城代家老桑折宗臣の日々~ 」
篠崎充男著
宇和島藩桑折宗臣の綴った日記「文宝日記」を読み解き、当時の世相や武士たちの日常生活、風俗習慣、人物の交流などを数々のエピソードとともに紹介する。戦国から文治へと社会が変化してゆく中で、淡々と記された日記の中に棲む、江戸時代初期の暮らしぶりを浮き彫りにする。
新書判 本文274頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-27-X -
「伊予の古刹・名刹 ~美とやすらぎの空間~ 」
越智通敏著
伊予の古代寺院・大和時代の開創と伝える寺・天平の古寺・天台の寺院・平安時代の真言寺院・新儀真言の展開と中世の真言寺院・中世浄土教の寺院・中世臨済宗の名刹・中世曹洞宗の名刹・近世臨済宗妙心寺派の寺院・近世における諸宗寺院の動向など伊予路の古刹・名刹を紹介。
新書判 本文224頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-26-1 -
「空飛ぶボラ ~南予トッポ話~ 」
和田良譽著
南予の人々が生み、育て、話し継いできた独特の民話であるトッポ話を精選して収録。独自の語り口を持ち、奇想天外の面白さ、おかしさを真骨頂とする突飛な笑い話に、著者が初めて筆にした艶笑譚を多数公開する。笑いの活力溢れる痛快な一巻。
新書判 本文216頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-25-3 -
「幕末維新の松山藩 ~守旧保守の苦悩~ 」
監修:景浦勉、著者:斎藤正道、清水正史、高瀬一秀
幕政を根底からゆるがす契機となったペリー来航に対し、松山藩はどのような防備策をとり、その財源をいかに捻出したのか。開国による物価の高騰や混乱した生活の中で、領民はどう生きたのか。勤皇か佐幕か、歴史的岐路の苦悩。明治の近代化への基礎。多くの資料をもとに叙述した松山の幕末維新史。
新書判 本文159頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-24-5 -
品切れ
「四季のプレリュード ~愛媛の自然~ 」
渡部章正写真集
愛媛の四季折々の美しい自然。その多彩で多様な風光をとらえた魅力あふれる写真集。ハンディな造本はアウトドアライフのガイドとして最適。風景写真の撮影行に、家族連れの散策に、県下各地のドライブに。
新書判 カラー写真139点
ISBN4-901265-23-7 -
「肱川 人と暮らし ~川の文化誌~ 」
編者:横山昭市、著者:横山昭市、深石一夫、水野信彦、西田栄、藤目節夫、穐岡謙治、森正経
愛媛県の西部を縫うように流れ、伊予灘に注ぐ本県最大の肱川は、水量の多さ、川幅の広さで大河川の趣を持ち、流域面積は広い。深い谷を作り、山間の幾つかの盆地の中を流れ、多くの町を形成する川と暮らしの関わりを考古、歴史、地理、民俗、自然の多様な視点で描く川の文化誌。
新書判 本文228頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-22-9 -
「人生は路上にあり ~お大師さまへの道~ 」(好評につき、増刷いたしました)
手束妙絹著
在家の茶・華道宗匠から庵の堂守へ、人生の転機を生む契機となった四国八十八カ所霊場巡り。非日常の世界に生きる捨て身の遍路行には、日常には決してなかった捨て身の充足があった。1500キロの旅の空の下でめぐりあった人々への思いや、札所のたたずまいを、せつせつと記した感銘深い随想集。
新書判 本文262頁 定価1,048円(税抜価格953円)
ISBN4-901265-21-8 -
「アメリカの風が吹いた村 ~打瀬船物語~ 」
村川庸子著
愛媛県八幡浜市穴井は、明治・大正の頃、多くの移民や密航者を出した村、そして、かつて「アメリカ村」と呼ばれたところ。当時を知る人々のなまの声を通して、時代の波に洗われる村の姿を、社会史の視点で浮き彫りにする。気鋭の社会学者が足で歩き、密航と移民についてまとめ上げた貴重な労作。
新書判 本文174頁 定価880円(税抜価格800円)
ISBN4-901265-20-2 -
品切れ
「あなたの出会った鳥、出会う鳥 ~愛媛の野鳥~ 」
森川國康監修、(財)日本野鳥の会愛媛県支部編
見て美しい愛媛の野鳥!読んでわかりやすい!野外にたずさえて楽しい!街の中のあなたの家の近くで見ることのできる鳥から、県内でまれにしか見られない鳥まで、6つのランクに分けて紹介・解説。126種の鳥の生態カラー写真
新書判 本文220頁
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