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書籍の刊行

書籍歴史シンポジウムシリーズ

  • 「河野氏と伊予の中世 ~河野氏の栄光と悲劇~」

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    「河野氏と伊予の中世 ~河野氏の栄光と悲劇~」

    収録者紹介:網野善彦、黒田俊雄、永原慶二、松岡久人、景浦勉

    河野氏は、それぞれの時代の中央政権の趨勢を如実に反映し、一族相食む道をたどる。激動の波に翻弄され戦国大名へと転身することなく衰退する河野氏の軌跡をたどる。

    B6判 本文221頁
    ISBN4-901265-09-1

  • 「藤原純友の乱 ~律令制崩壊への歩み~ 」

    収録者紹介:福田豊彦、上横手雅敬、小林昌二、豊田有恒

    物資輸送の幹線経路として、重要な役割を担っていた律令制下の瀬戸内地域は、海賊跳梁の場でもあった。律令制支配機構に打撃を与えたいまだ謎多い純友の乱を検証する。

    B6判 本文212頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-08-3

  • 「弥生から古墳時代へ~宮前川遺跡と古照遺跡~」

    収録者紹介:亀井正道、田中琢、野口光比古、西尾幸則、下條信行、長井数秋、古瀬清秀、門脇禎二

    往時の伊予は、北九州・畿内・吉備・山陰・東海などの勢力といかにかかわってきたか。臨海性遺跡は海上交易のネットワークの中でどうとらえられるのか。大地に眠る歴史にスポットをあてる。

    B6判 本文244頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-07-5

  • 「河野氏の台頭と源平争覇 ~中世瀬戸内のあけぼの~ 」

    収録者紹介:永原慶二、上横手雅敬、福田豊彦、景浦勉

    平安末期から鎌倉初期にかけて勢力を増した河野氏は、早くから源氏方へくみすることで隆盛を可能にした。しかし、鎌倉幕府の支配が確立していく中で、北条氏との関係に積極的ではなかった河野氏は、承久の変で痛手を負う。古代から中世へと激動する時代とともに河野氏をとらえる。

    B6判 本文235頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-06-7

  • 「近代愛媛の開化 ~伊予国から愛媛県へ~ 」

    収録者紹介:飛鳥井雅道、芳賀登、岩橋勝、村上護、井出孫六

    幕末以来の胎生期をへて、明治という時代とともに伊予の国にも、文明開化と殖産興業を始めとする時代の波が押し寄せる。新時代の息吹を文化の流れに確かめる。

    B6判 本文256頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-05-9

  • 「奈良時代の伊予 ~律令国家の形成と展開~」

    収録者紹介:直木孝次郎、小林昌二、荒木敏夫、山崎信二、松原弘宣、豊田有恒

    奈良時代の伊予の国はどのような様子であったのか。律令の制度や機構、寺院勢力、木簡に残された記録の断片などを手がかりに、当時の時代像を浮き上がらせる。

    B6判 本文292頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-04-0

  • 「近世伊予文化 ~近世伊予文化の風土~ 」

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    「近世伊予文化 ~近世伊予文化の風土~ 」

    収録者紹介:岩橋勝 大石慎三郎、田中歳雄、守屋穀、和田茂樹

    幕藩体制下日本は文化の地域的、社会的普及を達成した時代であった。明治維新後の近代化が国民的基盤をもって展開するにいたる歴史的前提がととのえられていた時代の伊予の文化の胎動を探る。

    B6判 本文309頁

  • 「遊行ひじり一遍~心の旅人一遍~」

    収録者紹介:栗田勇、橘俊道、足助威男、越智通敏

    鎌倉中期から室町初期にかけて、大名・武士・町人・農民・浮浪者に至るまで念仏踊りの時宗が多くの人々をとらえた。その開祖は奥羽から九州まで各地の山野を遊行し、教化につとめた旅の思索者一遍。その広大な精神風土を探る。

    B6判 本文252頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-03-2

  • 「村上水軍考 ~村上水軍の航跡~ 」

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    「村上水軍考 ~村上水軍の航跡~ 」

    収録者紹介:奈良本辰也、宇田川武久、景浦勉、松岡進、村上護、城山三郎

    瀬戸内海の周辺で威勢をはっていた戦国の列強は、競って水軍と提携し、その能力を活用した。水軍の存在は時代の要請といえたのだ。瀬戸内海の代表的な水軍、村上氏一族の興廃を通して戦国時代の一面を考察する。

    B6判 本文246頁
    ISBN4-901265-02-4

  • 「空海 人その軌跡 ~空海の多面性とは~ 」

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    「空海 人その軌跡 ~空海の多面性とは~ 」

    収録者紹介: 上山春平、松長有慶、宮崎忍勝、越智通敏、小林隆盛

    空海の入定の地、高野山とともに誕生の地・修業の地として四国は早くから聖地化されてきた。空海・弘法大師の足跡を追い、その魅力を探り、また四国における遍路の形成とその風土を歴史的に考察し、今日的意味を探る。

    B6判 本文218頁

  • 「幕末維新の宇和島藩 ~幕末維新の宇和島藩とは~ 」

    収録者紹介:川崎宏、島津豊幸、長野暹、松本麟一、三好昌文、吉村昭

    いのち早く軍備の近代化につとめるとともに産業を振興して富国の実をあげた宇和島藩は、幕末の政界で独自の地位を築き、明治維新の舞台で大きな役割を果たした。八代藩主伊達宗城を中心に、激動期の宇和島藩を多目的に考察する。

    B6判 本文250頁 定価990円(税抜価格900円)
    ISBN4-901265-01-6

  • 「熟田津論考」

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    「熟田津論考」

    収録者紹介: 阿蘇瑞枝、梅原猛、景浦勉、小林昌二、野口光敏

    「熟田津」とは何か!北九州や朝鮮半島、中国大陸と畿内を結ぶ瀬戸内海航路の港津の一つとして「熟田津」はどのような役割を果たしたのだろうか。万葉の歌人、額田王が詠んだといわれる歌をひとつの手がかりにして、古代伊予の政治、経済、文化的役割を探る。

    B6判 本文223頁
    ISBN4-901265-00-8

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